教科書では分からない膝側面撮影のコツマニュアル




 こんにちは、放射線技師夫婦の部屋で待ってました!

 夫のこうくん嫁のきゅうです。

 それぞれの経験を踏まえて、有益な情報を発信出来たらと、日々努力をしているので是非ご覧ください

 それでは、

膝側面のレントゲン撮影のコツ

について、教えていくよ~。

膝側面撮るの、上手すぎかよ!?

と先輩方に言わしめた夫のこうくん

こうくん

 どういうところを気にして撮影しているか、どこを見ているのかレントゲン撮影のコツを伝授するよ。
 骨だけに(笑)

きゅう

 旦那のこういうところが本当にくだらん!!

 嫁に怒られたけ、本題にもう行こか、、、

 あっ、ちなみにその他の膝の撮影のコツが知りたかったら、これを見てね!

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膝側面の撮影方法

 まずは、ある程度動ける患者の場合から説明するよ!

大事なところは、色をつけておくね!

STEP
撮影する膝がベッド側に来るように横に寝転んでもらう

 患者さんが寝転んで間に、

  • 患者の名前の再確認
  • 痛い部位
  • 雑談でリラックスしてもらう

をしておきましょう。

こうくん

1:名前聞き忘れても、ここで再確認するようにしておけば、
患者間違いを防止できるよ。
2:痛い部位を聞くのは、ポジショニング時に
どのくらい動かせそうか予想するため!
3:雑談するのは、相手にリラックスしてもらうことで、
撮影時の会話がしやすくなるよ~。

きゅう

 患者によっては、すごい不信感を向けてくる人いるしね~

STEP
撮影する側の膝を軽く後ろへ、逆の足はしっかり前に出す

 患者さんには、「下の方の足を後ろに、上にある方の足を前に出してください。」といえば、スムーズに事が進むけぇ使ってみて

 んで、ここが重要ポイント1つ目!

 足をしっかり前に出す!(基本、膝は外線気味の方が、側面は揃うので前に出すのは効果的だよ)

 感覚では下図ぐらいかな~

STEP
患者に、リラックスして力を抜くよう説明する

 これが、正直、感覚的に一番大事なポジションだよ!

 しっかりと力を抜いてもらうことで、変に関節が固まらず、通常の膝の形になりやすい。

こうくん

 変に力は言っている人の膝や、自分で動かそうとしてくれる患者さんは、力が抜けていないので結構ミスるんだよね、、、

STEP
撮影部位の下にFPDを入れる

 まぁ、見たいところが入ってれば、OK!

STEP
下図のように持ち、上から関節を除くように見る
STEP
親指(内顆)とその他の指(外顆)が、地面に対して垂直になるようにする

 これ感覚だね(笑)

 親指と中指でペンを軸方向に持って、点に見えるように揃えるのと原理は同じ!

STEP
垂直じゃなければ、おしりや下腿骨を動かして、合わせる

垂直になっていなければ、おしり下腿を動かせば膝が動く!

画像で解説するけど、実際に自分の膝でどうなっているか見てみるのが一番だよ~。

おしりの管球側を前方に寝かせると、、、

膝が外旋する

膝の変形で内旋気味になっている人に有効!

おしりを背中側に起こすと、、、

膝が内旋し、少し外転する

肥満な人は、これで揃いやすい!!!

膝関節を伸ばし気味で下腿を持ち上げる(クッションを下に入れる)

膝は内転する

膝を曲げ気味で下腿を持ち上げる

膝は外旋し、少し内転する

インプラントを入れていない人なら、基本これで揃う!!!

STEP
それでも難しいなら、斜入させる

 正直、慣れるとこれが一番楽!

 ずれたと思っても、その方向に斜入させるだけだから補正回数は基本一回!

こうくん

 ただ、3次元的にとらえるのが得意な人によるかな

きゅう

 私は苦手、、、

まとめ

 この手順をやってみて、回数を重ねれば、すぐに膝の側面を簡単にそろえることができるよ!

 是非やってみてね!

 膝は、教科書通りにやろうとすればするほど、底なし沼のように抜け出せれなくなるので、忘れちゃいましょう

 その代わり、僕が教えたことをやってみてね~




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